2009年04月23日

これは流行らないと思う。

「.日本」に決定=漢字の国別ドメインでルール−情通審

今の「日本語.jp」ドメインですら見向きもされていないというのに「日本語.日本」が流行るとは思えない。
  
まず日本ではサーチエンジンで検索してサイトにアクセスするというスタイルがかなり定着している。
CMや雑誌広告でもURLを記載するよりキーワード検索を推奨しているのが証左だ。
携帯の場合ではQRコードでURLを伝達する方法が一般化している。

つまり、ユーザーがドメインを意識することが殆どなくなっている。
なので、ドメインに拘る必要性が全くなくなっているのだ。

また従来の「日本語.jp」では「全角(日本語)+半角(.jp)」という入力形式の煩わしさがあったことも流行らなかった一因に挙げられる。
今度の「日本語.日本」というスタイルは全て全角になったが、実際に入力してみてもらいたい。簡単に「.」が出せなくて戸惑うはずだ。
技術論文では「、」「。」ではなく「,」「.」を使うという習慣があって、その分野の人は「,」「.」が出やすいようにカスタマイズしているかもしれないが、普通の人は「.」という記号を打つことすら滅多にないのではないだろうか。ないと思う。
なれない作業を要求することが普及を阻害することは想像に難くない。

さらに、ドメインはURLだけではなくてメールアドレスに使われるのが一般的だが、既存の「日本語.jp」も「日本語.日本」もメールアドレスには使用できない。なので、「http://えすえすけー.日本」というURLでホームページを作ったとしてもメールアドレスは従来通りssk@untarakantara.jpというものにせざるをえない。統一性をもたせることは出来ないのだ。
使う側にもあまり恩恵のない物にしかならない。

ということで、総務省がいくら頑張ってもこれは流行りません。
2バイトの文化を世界に発信しようと努力したところで無駄になる可能性が高い。
独自性を出すところと、世界のスタンダードに合わせるところを使い分けて考えるべきなんですよ。

−−−−−

ついでに。

日本の新聞ではURLを記載する時、全角文字で記載する慣習がある。

しかしこの記事の場合、「.」なのか、「.」であるのかが非常に重要な情報であるので、ちゃんと使い分けて記載して欲しいなぁ。
posted by えすえすけー at 15:51
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