2005年09月08日

仕事の領分と京都の文化

「味いちもんめ」というマンガがあります。
以前、SMAPの中井くんが主演でドラマ化されていたやつです。
今でも続くこのマンガ、主人公は京都で修行中です。
これが京都の文化をうまく紹介しています。

ちょっと前の話では、家の前の掃除の話があったんですな。
 

家の前を掃除して打ち水する。
子供の頃、特に夏休みは打ち水はやってた覚えがあります。
いわゆる、家のお手伝いをしましょうというやつですわ。
最近ではあんまり見かけない光景ですけどな。

でね、この家の前の掃除がこんな風に描かれていたんです。

「自分の家の前しか掃除せぇへんかったら
 けちくさいやつやと思われる。
 隣の家の前まで掃除したら、気ぃ使わす
 押し付けがましいやつやと思われる。
 その間ぐらいで押さえとくんがちょうどええんや」
ってな感じでね。

これってね、仕事でも同じことやと思うんですよ。
それなりに大きい会社に勤めてますから全部を自分で
やるんやのうて、チームで物事を進める訳ですわ。
すると、自分の仕事はここからここまでって
決めてしまう人が多いんですわな。

でもね、僕は上の掃除の話と同じやと思うんですよ。

自分の仕事はここまでやけど、もう一つ先までやっといた方が、
次に受け取る人がやりやすいでしょって場合もあるし、
それならそこまでやろうよと。

逆に、ここまでが前の人の仕事なんやけど、仕事の流れを考えて、
そこよりちょっと前から受けた方がやりやすいなら
そこからやりましょうよ、とかね。

でも、そんな風にやろうとすると、周りからは
「それは自分の仕事か?そこまでして仕事を増やすことはない」
って言われるんですよ。

これって、いわゆる大企業病でしょ。

そりゃ、相手の仕事を取ってしまうほどにやり過ぎる必要はないと
思うし、それは自分がしんどいだけやけど、全体をうまくまわす
ことを考えたら、これでええんちゃうかと思うわけです。

常に相手のことを考えてたら、自分が困ったときに相手も自分の
ことを考えてくれるやろうしね。
自分のことばっかり考えとったら、相手は自分のことを気にかけて
くれはせぇへんし、関係は悪化するのみですわな。

掃除の話も、隣のことに気ぃ使うてたら、自分が掃除する暇が
ない時には逆に相手が気ぃ使うて掃除してくれるってもんですわ。
それが近所付き合いの関係ってもんです。

ってなことを、まわりのおっさんどもの仕事振りを見ながら
考えた今日なのでした。
posted by えすえすけー at 23:57
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